続・「だからモーニング娘。を愛してるのさ」
~前記事の続きです~
第3章 「今のモームスって・・・」
モーヲタであることを周りの人間に対してカミングアウトしてるおいら。
初対面の人でも、会話が趣味などに及べばその場で話します。
ま、面白がられる事も引かれる事もありますがww
そこで相手から一番多く聞こえてくる言葉は
「最近のモームスって、(誰が居るのか)分らない」
です。
これ、ヲタ的には凹んだりしますが、冷静に考えれば当然の結果ですよね。毎年のようにメンバーが入れ替わる中、その全てを把握できるのは余程のファンだけでしょう。
“最近のモームス”は分らない。
て事は、
今もモームスが存在してる事は知ってる人が多いって事ですよね。
でも見る機会も少ないし、曲もそれほど流れてこない。
だから「“今”を知らない」って話しになるわけです。
それでは逆に、
その人達は 「あの頃のモームス」を全員知っているのでしょうか?
’99後半~’02年前半辺りまでの、いわゆる「黄金期」を過ごした初期~5期。もっと限定すれば「ラブマ」の8人全員を把握しているでしょうか?
思い出せない、という人も居るでしょう。
が・・・当時だって8人全員の名前を知らない人は沢山居たはずです。
4~5人のグループですら、全員の名前を多くの国民に知られているのは超有名グループだけでしょう。かなり人気があるバンドでも、メンバー全員の名前を知ってるのはファンだけなんじゃないかな?
それを考えれば、「モームス分らない」は当然。
モーニング娘。のメンバー数は尋常じゃないんです。
初期から8期までで25人。そしてこれは過去にも書きましたが、その25人で10年間に24パターンもの編成が成されているのです。
これで「全員の名前を覚えろ」って方が、無理っしょ ww
それよりも、多くの人が
「今もモーニング娘。は存在する」ことを認知してる事が重要。
何だかんだ言って、みんなモームス知ってるんです。
第4章 “前例”が存在しない不幸
認知度に関しては高いレベルにあるモーニング娘。ですが、
ここ数年、「凋落傾向」が方々で囁かれます。
興味の無い人やアンチならともかく、なぜ「ファン」や「ヲタ」であることを自認している人間までもがアンチ的に批判したりするのでしょう。
「もう終わりだ」
「辞めちゃえよ」
こんな言葉がヲタ中心で動いていると思われる板にも飛び交います。そしてファン、ヲタ以外の人々からは「分らない」の一言で片付けられます。
ま、いろんな人が存在しますしね。好きな人を叩いて喜ぶ人もいますから一概には言えないんですけど・・・・・・・
多くの人が「モーニング娘。に対する接し方」や「モーニング娘。って何なんだろ?」って部分に戸惑いがあるんじゃないでしょうか?
いわゆる「アイドル」のファンと言うのは、その個人を追いかけます。
それがグループで、グループ自体を応援しているとしても「推し」の存在を確保し、そのメンバーを核に応援しているファンが多いと思われます。
もしモーニング娘。をそんな視点で見つめ、応援していたら・・・・・
続かないですよねww
この考えでいけば、4期までのメンバーの“推し”は、全て娘。から離れた事になります。いわゆる「絶頂期」を知るファンは、今は誰も居ないとww
でも・・・そんなこと無いですもんね。おいらみたいに2002年からず~っとライブに通ってる人間もいるし、当然、結成当初から追い続けてるファンも沢山いるでしょう。
が、一方で、「今の娘。には興味が無い」という“元モーヲタ”の人も沢山存在します。メンバー当時の「推し」そのまま、卒業生に流れる人もいれば、モーニング娘。のあり方そのものに疑問を感じ離れていく人もいます。
ファンやヲタでさえ、そうなんですよ。
10年も続けば離れていく人が居て当然。
ましてや、大してファンでもなく大ヒット曲数曲を知っているだけの人が、10年間に24パターンもの変貌を遂げるグループを深く認知し続ける事なんて無理なんです。
そして・・・・・こんな「アイドル・グループ」は過去に存在しなかったのです。
この 「変化を続けるアイドルグループ」 に対して、どう接していけば良いのか、どう受け止めたら良いのか、その”免疫”が誰にも無いんですね。
「個」を追いかけるのが基本の「アイドル」なのに、「個」が目まぐるしく入れ替わる。そんなグループを「アイドル・カテゴリー」のグループに対する視点で追いかける事には無理があるんです。
つまり・・・・
モーニング娘。を「アイドル」として捕らえなきゃいい。
モーニング娘。は・・・・・・・・
「ハロープロジェクト」という新カテゴリーのユニットなんですよ。
音楽性や活動の方向性が変わることでファンが離れていく現象は、長く活動しているアーティストにはよくある事です。そして、新しい音や方向性に反応した新しいファンと、そのアーティストの存在そのものに惚れた以前からのファンが一緒になって、新たな活動を支持していくのです。
それと一緒。
モーニング娘。そのものに対する存在感や音楽性。そこに魅かれた者だけが残るのは当然。 もちろん、バンドのメンバーチェンジや音楽性の変化に対する「お!今度のギターも上手いじゃん」とか「へぇ~、新しい音も中々いいんじゃね?」と同感覚で 「お!今度の新メン、可愛いんじゃね?」もあるでしょうw
そこに新しいファンが加われば、ユニットとして充分存在していける。だからこそ10年続いた今も尚、年間60近いライブツアーを敢行出来るんです。
2期が加わり明日香が卒業し、それでも活動を続け3期が入った時点で、
存在自体が過去に無い新しさだったのです。
そして、10年経った今も常に新しい。
それがモーニング娘。なんです。
ちょっと言葉使い悪くなりますけどね・・・・・
「モー娘。、もう駄目じゃん」って言ってる人たち。
特に、一応現体制のファン装いながらも叩いてる連中・・・・・・
駄目なのは娘。じゃなくて、おまえじゃねぇの?
何処見てんだろ?何感じてんだろ?って話しですよ。
~~~~まだまだ続くみたい・・・・6章くらいで纏めます(予)~~~~
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